平成22年1月16日

最難関「玄挽」10割そばが繋がる
目からウロコの「積層一気加水」レシピ!


 1、そば粉500gに水310ccを用意。 
   (水は硬度の低い30度以下の超軟水がベスト)


岩波金太郎講師
 2、そば粉を約4分1、フルイながら鉢に空け、たいらにする。

 3、その上に、水74ccを渦巻き状にかける。
   この際、小さなジョロなどを使うと良い。

 4、この作業を4回重ね(295cc加水)積層状にし、3分間放置する。

 5、次に、外側を内側へゆっくりかぶせたあと、指を立てたままごくゆっくりと
   力を入れずに攪拌する、1〜2分。

 6、その後は、スピードを上げた通常の水廻しをする。
   できるだけ手数は多く、絶対につまんだり、捏ねたりしない。

 7、途中で、様子を見ながら15cc程度を加水、硬さを調整。
   62%前後の加水率。

 8、この後は、通常のそば打ちと同様の作業となるが、以下の点に注意。
    ・延しは上から加圧する感じで、やさしく延す。
    ・周辺のひび割れが少なければ、水廻しは成功、長い蕎麦になります。
    ・捏ねは、そば玉の表面がつるつるになれば終了、50〜60回。
    捏ね過ぎは厳禁!そば切れしてしまいます。

ポイント・水が浸透する時間をつくる。
      (粗いそば粉の場合は必須)
     ・できるだけ力を入れず、ソフトタッチで水廻し。
      (力を入れると、粉が圧着され、水が浸透しづらくなってしまい、
       隅々まで水が行き渡らなくなりそば切れ。)
どうぞ、一度お試しください。