そばと天ぷらの深いつながりについて
江戸時代前期「天ぷら屋」と呼ばれる屋台において、串にさされたスタイルの天ぷらは“立ち食いするファストフード”のような庶民食でした。そんな天ぷらがなぜ、そばと合わせられるようになったのでしょうか。
【天ぷらそばの歴史】
諸説ありますが、天ぷら屋が当たり前のように並ぶのと同じ時期、その隣には自然な形でそばの屋台が並んでいました。そばの屋台でかけそばを食べていたお客が、隣の天ぷら屋から天ぷらを1つ購入してそばにのせたところ、そのあまりの美味しさに噂が広がっていったと考えられています。
また、文政10年の川柳にも登場することから、それ以前にはそば屋で天ぷらそばが提供されていたと考えられます。
【天ぷらそば「天ぷらの特徴」】
そば屋の天ぷらが普通の天ぷらよりも衣が厚いのは、そば屋の辛汁と甘汁にあります。辛汁では味が濃すぎるため天ぷらそばには向かず、天ぷらそばに使う甘汁は天つゆに比べて醤油味が薄いため、味がしっかり染みこむように衣を厚くしています。
また、天ぷらの余計な油がそばの味を損ねてしまわないように、揚げ置きをするということもそば屋の天ぷらの特徴です。
揚げ置きをしておけば、煮込んでも天ぷらの衣がはがれにくくなるというメリットもあるため、そばと一緒に美味しく食べることができるのです。
【天ぷらをのせたほうがダイエット向き!?】
低GI食品のそばに天ぷらをのせると「高カロリーなのでは?」とイメージされやすいですが、えび2本がのった場合でも450カロリー程で意外にも高くありません。
また、消化吸収の速い炭水化物に油分が加わることで、胃にとどまる時間が長くなって腹持ちが良いため、トータルカロリーが盛りそばよりも低く抑えられるのです。
【自宅で天ぷらそばを食べる時のコツ】
自宅で天ぷらそばを食べる場合、花揚げに挑戦してみてはいかがでしょうか。花揚げとは、衣を余分につけることで見た目にもボリュームがある天ぷらに仕上げる揚げ方です。この揚げ方は食べた時の満足感が出るのはもちろん、花を咲かせた衣が汁に溶け出すことで、天ぷらそばならではの風味を楽しむことができます。
上手に花揚げをするコツは、海老が曲がらないように完全に伸ばしておく、衣をゆるくしておくということです。そして、深さの浅いやや低めの温度の油で揚げると、上手に花を咲かせることができるでしょう。花揚げはとても難しい揚げ方ではありますが、これができればより天ぷらそばを美味しく食べることができるので、ぜひお試しください。
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