手打ちそばを上手に切る方法
蕎麦屋の修行で、水回し3年、延し3月(みつき)、切り3日(みっか)と言われていますが、細く揃ったそばを切るのは、容易でありません。
結局は、数多く切るしかありませんが、ちょっとしたコツをつかむと、初心者でもそばらしいそばを切ることができます。そんなコツをご紹介します。
【垂直切りについて】
まず、そば切り包丁を駒板の枕に垂直に合わせて、そのまま垂直に切り下ろします。そしてそば切り包丁を少し左に傾け、包丁の腹で枕の右上角を左に押すことで、駒板が左に移動します。この時、切られた麺帯が少し変形している状態になりますが、包丁を引き上げると元の形に戻り、枕の左端に麺帯の頭が出てきます。
頭が出ることで、麺帯の切れ目部分に打ち粉が綺麗に入り込むので、この作業を繰り返し行えば食べやすい細い麺を作ることができます。この垂直切りは、最もスタンダードな切り方なので初めての方にもおすすめです。
【切るポイントについて】
そばを切る時は、正しい姿勢で行うことが大切です。利き腕側の足を引いて体を斜に構え、そして常に切る位置をおヘソの延長線上にすることがポイントです。また、集中しすぎて無意識に包丁を力強く握ってしまうこともあると思います。
しかし、そば切り包丁を力強く握りしめると、腕の力だけで切ろうとするため、包丁が乱れて綺麗に切ることができなくなります。腕の力だけで切ろうとせずに、全身を使うようにし切るリズムを一定に保つことが大切です。
もちろんそば切り包丁の状態も影響するので、お手入れを怠らないようにしましょう。
【細く揃ったそばを切るコツ】
最初の2~3本を、丁寧にマッチ棒くらいの細さに切り、それを目安に切り進めます。駒板と包丁の間にすき間を作らず、包丁は駒板にくっつけたまま同じリズムで切っていくと、細く揃った幅のそばができます。
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