炭水化物に多く含まれる糖は体内に吸収されるとブドウ糖に変わり、体を動かす大切なエネルギーとなります。体内のブドウ糖を各組織に誘導するインスリンの働きで、血液にいたブドウ糖が細胞に運ばれるため、血糖値が下がるメカニズムになっています。しかし糖やインスリンが多くなると、余ったブドウ糖は脂肪として細胞に蓄えられ、その結果太ってしまうのです。

血糖値が急激に上がったり下がったりすると空腹を感じやすくなるので、また食べてしまうという悪循環に陥ります。そのため、血糖値を急に上げることを少なくすれば、太りにくくなると考えられています。

1日3回の食事の内、1食分だけ「そばに置き換える」というシンプルな方法です。ルチンやビタミンB、食物繊維、ミネラルなどを多く含むそば粉は、栄養素が豊富なうえ低GI食品なので、炭水化物を極端に減らしたダイエットより安心して続けられるメリットがあります。

また、温度の調整もしやすいので季節に関係なくダイエットができ、有酸素運動と合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

ただし、トッピングとして揚げ物を一緒に食べてしまうと、GI値やカロリーを大幅に摂取してしまうのでご注意ください。