ガレットというのはフランスの郷土料理のひとつで、そば粉を使用して作られています。見た目はクレープのようですが、スイーツではなく食事として食べられている料理です。最近では日本でもガレットの人気が高まり、カフェやクレープ屋でも見かけることが多くなりました。

ガレットに包む具材は、ハム・チーズ・卵が一般的で、旬の魚介類や野菜を包むこともあります。そば粉を使用していることから、小麦粉とは異なった味わいや香ばしさが特徴です。外側はカリカリで、中はもっちりとしており、意外と食べ応えのある料理になります。上質な信州そば粉で作るガレットは、濃いそばの味も感じられるので、より風味が増したものとなるでしょう。

(1) そば粉、水、塩をボウルでよく混ぜて生地を作ります。

(2) 生地ができたら、一晩～最低でも1時間程は冷蔵庫で寝かせます。寝かせることで、生地が馴染みなめらかになります。

(3) 熱したフライパンにバターとサラダ油を入れ、お玉1杯分の生地を注ぎます。生地が薄くなるようにお玉の底で伸ばしながら焼きます。

(4) 生地の表面が乾いてきたら、ハム・卵・溶けるチーズをのせ、塩とこしょうで味を調えてから4隅を内側に畳みます。

(5) フタをして卵が好みの固さになるまで蒸し焼きします。

お好みで具材を変えることもできます。火が通りにくい具材は、あらかじめ炒める、茹でるなどして火を通しておくと良いでしょう