蕎麦はつゆに付けて食べますが、薬味を添えることで一層美味しさを引き立てることができます。こちらでは、そんな薬味の種類をご紹介しますので、どうぞ参考にしてください。

さっぱりとした口当たりが食欲を増進させる大根おろし。含まれるビタミンCや辛味成分は、健康や美容のために効果を発揮するものでもあります。しかしせっかくのメリットであるこれら成分は、時間が経つとどんどん壊れてしまう性質がありますので、食べる直前におろすようにしましょう。

ねぎは和食だけでなく、洋食や中華と幅広く使われる万能な食材です。ねぎを常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。薬味として活用するにも、とても手軽で便利なところも魅力です。ねぎの持つ程良い香りと辛味は、口中を快く刺激し食欲を促します。

鼻にツーンとくる日本独特の辛味が魅力のわさび。上記の大根、ねぎとともに「三色の薬味」と言われるほど人気です。風味の良いわさびにするため、表面に「の」という字を書くようにして力を入れずすりおろすのがコツです。

蕎麦を食べる時には、つゆに入れず蕎麦に少しずつ付けて食べると、蕎麦の味が一段と引き立ってきます。

七味唐辛子には、唐辛子・陳皮・山椒の実・しその実・ごま・けしの実・青のりがブレンドされています。どれも漢方薬に使用されているものばかりで、健康志向な方におすすめの薬味です。それぞれが持つ独特の風味が、つゆや蕎麦の味わいを引き立てます。

海苔にはビタミンAやカルシウム、鉄やミネラルなど、蕎麦に足りない成分がたっぷりと含まれています。蕎麦に薬味として加えることで、栄養を補えます。