そば打ちのタブー
ご自分で打ったそばは味もまた格別!
ご自分で打ったそばは味もまた格別!
おいしい蕎麦ができるかどうかは、そば粉と水を混ぜる水回しの作業に掛かっています。お蕎麦屋さんの修行は、「水回し3年、延し3月、切り3日」といわれており、水回しが最も難しい作業とされています。
そば打ちの最大の失敗は、茹でた時にブツブツに切れてしまう「そば切れ」です。茹でてみないと長く繋がった蕎麦になるか分からないのがそば打ちで、せっかく手間暇掛けて そば打ちしたのに、短いそばになってしまっては、ガッカリ倍増です。水回しの際、やってはいけない動作をすると短いそばになってしまいます。
要チェックです!
このふたつの動作をすると、切るまでは長いそばになっていても、茹でると数センチの短いそば(短麺?)になってしまいます。 力が加わった所は、粉が圧着されてしまい、水分が十分に浸透していかなくなりそこからそば切れしてしまいます。
このような動作で、数回に分けて加水し、手数はできるだけ多く、10分程度時間を掛けて水回しをすれば、粗挽きのそば粉は別にして、間違いなく長くつながった蕎麦になります。